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家計の相談役

ご存知ですか?高齢者の医療費〈後編〉


前回の整理をしておきましょう。

[高額療養費とは]

 ひと月に支払った医療費が高額になり、決められた上限額を超えた場合に、上限額を超えてお支払いした分を払い戻す制度です。上限額は、個人もしくはっ世帯の所得に応じて決まっています。

これまで、70歳以上の方は69歳以下の方に比べて同じ年収であっても、高齢者の方が、若者世代よりも低く設定されています。

世代間の公平を図るため、高齢者のうち負担能力のある方には、一部負担を上げていくということのようです

具体的には以下が変更点になります。

70歳以上の方の上限額(一月ごとの負担)

平成29年7月まで

現役並み(課税所得145万円以上の方)外来(個人ごと)  44,400円

平成29年8月から                   57,600円

一般  (課税所得145万円未満の方)外来(個人ごと)  12,000円

平成29年8月から                   14,000円

ということで、

現役並み所得の高齢者の方は、約29%UP

一般の区分の方も、約16%UP

で負担が上がっていることがわかります。

これから、社会保障にもきちんと向き合い、一人一人が豊かな生活をしていける仕組みを伝えていけることが、我々の役目ではないかと考えております。

詳細は、厚生労働省のホームページに記載がありますので、そちらからご確認ください。

これからも知っていても損はない情報を早い段階で発信してまいります。


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